幼児・乳児・赤ちゃんへの薬の飲ませ方・使い方・薬の種類

1歳を過ぎて色々と知恵がつく頃になると、何を飲ませられるのか大体想像がついてくるようで見ただけで拒否をされるようになるようです。

ちっちが2019/06/14頃、だいたい1歳3ヶ月過ぎ頃に熱を出してしまい、かなりどうしようもない状態になってしまったのですが、この時にシロップを最初に処方してもらい前回の体調不良時同様にミルクに全て混ぜて飲ませようとしたところ以前よりもより飲みが悪くなってしまいました。

同様にマグカップやいつも使っている食器を使用して薬を飲ませようとしても嫌がり、何とか飲ませることに成功したのですが、通常の粉ミルクの授乳や、離乳食を食べさせる際に薬をまた入れられていると思われてしまい見ただけで断固拒否状態になりました。

個人差はあると思いますが、これらの経緯から、日常的に口に入れているものを使用して薬を飲ませる行為は控えたほうがいいかもしれません。(哺乳瓶、マグカップ、スプーン、など)

薬を飲ませるにあたって

恐らくどの調剤薬局の方からも注意を促されるかもしれませんが、
・医師からの指示通りに服用・使用して、自分の判断で勝手に使用を中止したり、飲み方・使い方を変えない事。

→抗生物質等を服用する場合には体内の良い菌も悪い菌も殺してしまう場合があります。そして薬剤耐性がついてしまったり、副作用が出てしまう可能性が上がってしまう場合などがある為。

・残った薬は保管せずに処分すること。

→身長や体重、症状に合わせて処方されているため同様の症状だったからと言って飲ませて効果が出ない場合や具合が悪くなる場合があります。

例をあげて言えば、鼻炎を抑えるために風邪等で処方された薬を飲んでも良くならない→アレルギー性だから成分が違う為、効かなかった。(自分の経験)

・直射日光や湿気を避けて涼しい場所に保管し、シロップ薬・坐薬は冷蔵庫に保管してください。

→本来の効き目が発揮できない場合があります。

・カプセルなどの加工を施されている場合は原型を壊さないこと。

→徐々に有効成分が溶ける事が出来るようになっていたり、胃では溶けないようにして、腸で溶けるように工夫されているものなどがあるためです。

いろんな種類の薬の飲ませ方

担当する先生によっては本記事の内容のやり方ではダメな場合があります。必ず実行する前にかかりつけの先生に確認してからお願いします。

あまり知られていませんが、先生に相談すると大人でも粉薬が嫌で錠剤に変えていただいたり(私です・・・)してもらえることがあります。粉薬を使わずに処方してもらえるかどうか聞いてみたり、シリンジを入れてもらったり、シロップを出してもらったりすることも可能ですので一度先生に相談してみましょう。

粉薬

ペースト状にして飲ませる方法

頻繁に出てくる薬の中では難易度がかなり高い粉薬。

粉薬とシロップを粉ミルクやフォローアップに入れて飲ませるのも1つの手段ではありますが、実際にミルクに粉薬を入れて飲ませた際に、お腹が空いていない場合なんかは赤ちゃんにも味が分かるので次回から美味しくないという先入観からミルクを残してしまう可能性があるので控えたほうがいいでしょう。

実際にちっちにはじめての粉薬を粉ミルクに与えて飲ませましたが、20ml程度残してちょっと時間を空けてからまた飲むことがありました。粉ミルクの粉同様に時間の経過とともに沈殿しやすいので粉ミルクだけで栄養を補給している場合には薬を飲ませてからすぐに美味しい状態のミルクを与えます。

粉薬に数滴の水を加えてキレイな指で練ると、ペースト状になります。ペースト状になったら、それを指でほっぺの上アゴにこすり付けるように塗ってあげましょう。

粉薬とシロップを一緒にもらった場合は、シロップを水代わりに使ってもいいとのことでした。

私自身経験がありますが、少し大きくなると薬=苦い・不味い・美味しくないという先入観が出来てしまい、ペースト状に飲ませたとしても吐き気を催して最悪吐いてしまう場合があります。

市販では、粉薬を美味しく食べれるようにこういったものが販売されています。
▷練りチョコと言えば分かりやすいでしょうか。

薬局で値引き品で30円で売っていたので大量に買っておいたのでいざ使ってみましたが、大人が食べると安い駄菓子屋のチョコと言った感じの味でした。

大げさに言うとかなり甘いので、塩分や糖分を控えたいという方にはあまり向いていないかもしれません。

私自身塩分や糖分には口うるさいのですが、さすがに状況が状況なので使ってみましたが、ちっちも騙されて美味しそうに食べていたので薬を美味しく飲める。

デメリットとして、ペーストにしっかりしないと粉薬が食器に残ってしまうのでしっかり混ぜてあげることと、あげたスプーンをしっかり舐めさせること、そしてスプーンは一人で舐めさせないこと!口の周りはおろか、チョコレートなのでどえらく汚れます。

Point

口の中が温かい状態だと苦味をより強く感じやすくなってしまいます。ペースト状にして与える場合には直接舌に塗るのではなく、上アゴや頬につけてあげるようにしましょう。

また、与える前に口の中を冷たくしてあげることで味覚を麻痺させることが可能です。詰まらせることのないアイスや氷、冷やしたスプーンを舐めさせるなども効果があります。

他の液体と一緒に混ぜて飲ませる方法

粉薬もシロップも混ぜて飲んでも問題ないということでしたが、大人同様に一定の飲み物に制限が設けられているので注意が必要です。それ以外にも小さい子供なので食べれるもの・飲めるものにはアレルギーと年齢を懸念するとある程度制限されるので注意が必要です。

基本的には、水・ぬるま湯で飲ませてあげるのがベストです。

最悪の場合の味変えに関しては、水以外の飲み物で飲むと、薬の効果に影響が出たり、副作用が出やすくなることがあるので注意が必要です。

混ぜる量を多くしたせいでお腹いっぱいで薬が入らないのでは本末転倒なので混ぜる量は出来る限り最小限で作ること。

ハチミツ(1歳程度の子供)

腸内細菌が未熟な子供がハチミツを摂取することで「乳児ボツリヌス症」が発生する危険があります。

お茶

お茶にはカフェインが含まれているためカフェイン耐性が低い子供の場合は興奮して寝付きが悪くなってしまう場合があります。最近ではノンカフェイン系が多く販売しているので購入する際はチラッと確認してみましょう。

牛乳・乳製品

胃のpHを上げる働きがある為、ビサコジルを主成分としている便秘薬などは中性で溶けるようになっていますが、食後や牛乳等を摂取した後は中性になりやすいため本来薬が溶けなければいけない部分で溶けないことがあり薬効に変化がある場合があります。

ジュース

ジュースの中にはビタミンやミネラル、カフェインなどが含まれているため薬の効能が変化する場合があります。

特にグレープフルーツジュースなんかは有名な話で、病院で処方されるコレステロールや血圧の薬は、グレープフルーツジュースと一緒に飲むと、効果が強く出たり、副作用が現れやすくなります。

スポーツドリンク・イオン飲料

お医者さんによっては上記の飲み物と一緒に混ぜて飲ませても良いとされていますが、一応ミネラル等が多く含まれているので記載しておきました。

 

あまり制約をかけてしまうとキリが無いので極論で言えば水かぬるま湯で飲ませる事が一番です。

抵抗が無い場合には、アイスクリーム、ジャム、ゼリー、ヨーグルト、プリン、コンデンスミルクなど子供が好きな食べ物と一緒に混ぜて食べさせるのも1つの手かもしれません。

液体シロップ

基本的にはシリンジやスポイトも一緒にもらうことが出来るので、それらを使用して直接子供の口に飲ませることが可能です。

また、上記以外でもスプーンやカップなどでも飲ませることが可能です。

シリンジはもらった段階では滅菌されていますが、複数回完治するまで使用するので煮沸などが可能であれば滅菌して再利用が可能です。

まだ哺乳瓶を使っている場合には乳首を取り外して乳首にシロップを入れてあげると勝手に吸ってくれるので飲み終わったら準備していた粉ミルクをすぐに飲ませてあげたり、薬が不味いとバレていたら洗ってから付けると案外バレません。

粉薬が一緒に出ている場合には、上記で紹介したペースト状にする液体代わりに使用して一度に薬の時間を減らすことも可能です。

液体なので、使用する前は泡立たせないように静かに傾けて混ぜてから使うようにしましょう。

保管は冷蔵保管が基本です。

座薬

座薬は口から飲むシロップや粉薬などと違い、直腸が薬の成分を直接吸収するため効き目が出るのが早いのが特徴です。大人でもグンと出た高熱を一瞬にして下げる解熱剤の種類の座薬が有名ではないでしょうか?

産まれたばかりであれば、綿棒等を肛門へ入れても異物感がまだ判断できずに黙って受け入れてくれることが出来るのですが、ある程度(ちっちは6ヶ月以降)から異物感を認識するようになり、かなりの確率で入った瞬間に嫌がり大泣きします。

座薬を使用する機会は滅多なことでなければ処方してもらうことは少ないと思いますが、基本的には赤ちゃんの具合が著しく悪い場合です。発熱していてもそこまで体温が高いわけではなく、機嫌が良かったり、食欲も普通であれば粉薬を出されるはずです。(それでも高温時(痙攣を起こし始めるのは大体38℃あたり)に引き起こる、いきなりの痙攣などには注意をしなければいけませんが・・・)

使えばガッツリ効果が出るので体温はビタッと下がり子供が楽になるかもしれませんが、同時にガクッと下がった反動が子供に来ているのも忘れてはいけません。ですので使うタイミング(体温や容量など)に関しては、お医者さんと相談して見極めなければいけません。

座薬を挿入してから薬の効果が出るまでは早くて30分程度で症状が表れます。

挿入してから3~4時間後には全て浸透している状態でそこから薬の効果が消えていき、挿入してから6~8時間程度経過する頃には消えていきます。

1回目の座薬挿入からおよそ6時間以上の間隔をあけることで次の座薬を挿入することが出来ますがこれはお医者さんの指示に従ってください。

保管は冷蔵保管が基本です。

・使い方

手をしっかり洗って清潔に。

使用量が個体差によって異なります、指示された量が半分やそれ以外の分割をしなければいけない時は、シートごとはさみでカットした方が切りやすいです。カッターであれば取り出してからでも変わりありません。

シートと一緒に切る場合には、間違ってシートの切り屑も入れないように注意しましょう。

また、あまり起こることはありませんが切った部分がバリ(尖っていたり)があると裂傷してしまうので手で触ってください。

出来れば座薬を挿入前に手で構わないので温めてあげると異物感を感じないように出来ますが気持ち程度なのでバレるときはバレますし、体温で溶けるようになっているので温め過ぎにも注意してください。

座薬の先端および周りにベビーオイルやオリーブオイル、最悪サラダ油で摩擦を無くします。

いざ挿入ですが、大前提として赤ちゃんの機嫌を見てから入れるタイミングを見計らいましょう。

ぐったりしていても異物感に対する最後の抵抗はかなり激しいです。特に泣いているときは力んでいるためお尻の筋肉に力が入ってしまいうまく飲み込んでもらえません。

赤ちゃんを仰向けの状態にして両脚を持って、または横向けの状態で手早くスッと直ぐに入れてしまい、10秒程度指の腹で抑えておきましょう。

誤ってすぐに出てしまった場合には同じものを使用するか、新しいものを使用して再トライです。

この時に異物感を認識してお尻付近の筋肉に力が入ってしまい戻ってきてしまうのが原因なので、サッと挿入して指の腹で挿入部分を抑えつつ、お尻を揉んであげたり、機嫌をとってあげたり、違う場所を触ってあげると素直に飲み込んでくれる場合があります。

無事に飲み込んでも下痢気味だったりするとうんちと一緒に出てきてしまうこともあるので注意が必要です。

ある程度時間が経過してから出てきてしまった場合には、座薬は吸収が早いので薬中の成分が吸収されている可能性があります。

時間が少し経過してから出てきた場合、私は余裕を持って1時間程度おいてから新しいものを入れていました。

勝手な判断で座薬を入れても効果が薄く2個目を入れようとしたり、少し経過してから出てきてしまった場合に新しいのを入れていいのか分からない場合は自分で判断せずになるべく病院へ確認しましょう。

Point

肛門入り口で抑えていると異物感をかなり感じて逆に筋肉に力がはいるので、なるべく奥目に抑えると飲み込んであとは勝手に筋肉の力で吸い込んでくれます。(裂傷に注意)

 

点眼薬

小さい頃は頭をブンブン振って拒否した記憶がありますが、目薬は難易度がかなり高いのではないかと思います。

私は尖端恐怖症なので、目に尖ったものを近づけられただけで結構今でもきちゃいます。

小さい頃なんかは特に眠くなったら目をゴシゴシすることが多く、食べ物やよだれダラダラの手で力加減も分からず一生懸命擦ってしまうので菌が入ってしまわないか、とか傷がついてしまわないかヒヤヒヤものでした。

点眼薬は子供の年齢が小さい頃であればあるほどコミュニケーションが出来ないため難しいです。

ある程度会話が出来れば目を開けて!目をパチパチさせて!なんてお願いできるのですが、小さいと入った瞬間に大泣きしてしまって涙で浸透する前に全部出ちゃうんじゃないか?なんてこともあるので、あくまで小児幼児の場合は機嫌を見ながら点眼するのが好ましいです。

目を瞑るのは人間の反射行動なのでどうしても難しいですよね・・・

保管方法

基本的には、直射日光の当たらない涼しい所に密栓して保管します。冷蔵庫での保管は差し支えありませんが、凍らせないでください。

点眼方法

点眼後にガーゼなどで抑えるときに、目頭を軽く押さえてあげると、鼻やのどへ流れず、目の表面での薬の吸収がよくなります。

私の場合は4通りのスタイルで点眼させています。(対象年齢:低い子供向けです)

・覆いかぶさるスタイル(私はこれが一番楽)

子供に覆いかぶさるようになり、子供と顔と顔が合うように近づきます。若干遊んであげていると、案外何だこいつ!キモッ!と思っているのかそこまで機嫌が悪くなることは無いのでその瞬間に隠していた手に握っている目薬を目に入れてあげます。

どちらにしろ異物感は感じてしまうので子供に目を擦られる前に繊維の出ないものが好ましいです。最悪ティッシュ等で先に抑えて上げます。

反射的に目をつぶっているので中で浸透するのを数秒待ってあげて終わりです。

ポイントとしては、目薬は絶対に見せびらかせないこと、確実に狙ってきて点眼どころでは無くなってしまいます。

・仰向けスタイル

歯磨きの時の様に、子供の頭を太ももあたりで挟み込みます。これで目薬を回避される確率は下がりました。

更に足のジタバタを防止するために自分の足でホールドします。あとは少し遊んで様子を見ます。あまり遊びすぎるとどこかに行きたくなったりしてジタバタしてしまうので遊ぶのはほんの僅かの方がいいかもしれません。

あとはスキを狙って点眼するのですが、仰向けなので子供との距離が遠いため事前に何をされるか見えている場合があると反射で目をつむってしまう可能性がかなり高いので点眼の際は素早く点眼し、先に繊維の出ないものが好ましいです。最悪ティッシュなどで抑えましょう。

・やむを得ずスタイル

あまり周知してもらいたくない独自のやり方なのですが、どうせ反射で目をつむってしまうので目に点眼するのではなく、上まぶたの上に置き点眼をする方法です。

リスクは当然、異物の混入が考えられるので点眼前にまぶたを拭いてあげます。

完全に仰向けにするのではなく、まぶたの上に置いた点眼薬がまばたきや微動した際に眼球に落ちていきそうな角度を探してから落としてあげるといいかもしれません。

・寝ている時がチャンス

目を開けてパパっと手早く点眼しないと動くので注意しましょう。

点鼻薬

 

 

点耳薬

幼児・乳児・赤ちゃんへの薬の与えるタイミング 1日3回 ご飯は5回。さて

一日の食事量がなんだかんだで5回程度だったりしているとどの場所が1回目なのか分からない事ってありますよね。

食事の数が増えても3回だけで大丈夫なので、朝起きたら・お昼寝前に・夕飯前に、など分かりやすい時間帯で区切りをつけて3回をカウントしましょう。

咳がひどい場合や、鼻づまりなどを発症していたりすると寝付きが悪く、苦しくて途中で起きて泣いてしまう事があったので出来るなら安眠出来るように夜は調整してあげたほうがいいかもしれません。

 

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