3年間検証したエアコンの24時間ほぼ一年つけっぱなしの電気代

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24時間、約1年エアコンつけっぱなしの電気代

まだまだ、暑い酷暑が続いたと思えば今度は台風が接近して増水氾濫からの気温がグッと下がってしまう最近です、体調にはくれぐれも気をつけましょうね。

今回はそんな酷暑の日にはエアコンを付けていると思いますが、貴方は家から帰ってきたらなるべく低い温度に設定してエアコンを付けますか?それとも丸一日つけっぱなしにして設定温度を高めの一定にしていますか?

冷房だけではなく、暖房でも同じことが言えます。石油ファンヒーターと扇風機をハイブリッドで使用するのか、はたまたエアコンの暖房を付けっぱなしにするのはどちらが経済的に安いのか。

今回はエアコンを付けっぱなしにすることは節約に繋がるのか?かれこれ早めに一人暮らしをして公共料金を早めに支払ってきた私が様々な検証をした結果かれこれ3年間を基に10年近くエアコンつけっぱなしで生活をしているお話をしたいと思います。

結論的に一定の条件を満たしていれば、24時間付けっぱなしで365日間エアコンを起動させ続けていた方が電気代は節約できます。

条件下としては、東北地方の厳冬厳暑の地域の環境で一日の殆どを家で過ごしている方。

エアコンつけっぱなしVS必要に応じてつける場合

出来る限りつけっぱなしでも一時的に付ける場合でも効率よく循環させるために以下の事に努力しています。

東北電力・従量電灯B 30A

一人暮らしで賃貸を契約した方はまず、電力会社選びやプランよりも契約A数の見直しをしましょう。

基本的に20A~30A程度でも使いすぎてもブレーカーが落ちることはほぼほぼありません。

40Aや50Aに初期契約で結ばれていると基礎料金が物凄く高いので一人暮らしや半同棲程度であればなるべく早く契約の変更をオススメします。

※契約変更後はたしか一年間は契約プランを変更できなかったはずなので注意が必要です。

 

・エアコンを付けっぱなしにして24時間過ごす場合の環境

冷房機能のみ、エアコンの設定温度は基本的に固定です(夏場は26~28度、冬場は18~20度)風量は自動、風向は冷房であれば上向き、暖房であれば下向き

・エアコンを要所要所でつける場合の環境

冷房機能と除湿機能を両方使った場合と、冷房機能のみを使用して温度設定の数値は固定しません。

風量風向は付けっぱなしの条件と同じです。

部屋の間取は同条件下の同じ部屋で測定しています。

 

・エアコンを付けっぱなしにして24時間過ごす場合の電気代

2015年8月~2016年7月(入ったばかりの頃が従量電灯B IH対応の為50A契約で少し高めです)

2016年8月~2017年7月(小部屋は石油ファンヒーターで要所使用・灯油代除く)

2017年8月~2018年7月(小部屋は石油ファンヒーターで要所使用・灯油代除く)

・エアコンを要所要所でつける場合の環境

2015年8月~2016年7月(暖房はフルで石油ファンヒーター使用・灯油代除く)

全体的に見ると要所要所で使用したほうが電気代は安く済んでいるのですが、冬期はエアコンを使用せず石油ファンヒーターを使用するため電気代の他に灯油代がかかってきます。

東北の冬はとても厳しく電気屋の店員が、エコ機能なんか必要ないから東北に住むなら確実にスピード点火が搭載しているものをおすすめしますというくらい寒いんです。(道民の方すみません;)

そのためヒーターをつけても一向に面積に対しての効果が小さく永遠と設定温度にならないためパワフル電力で可動し続けます。

おかげさまで灯油代が激しくかさんでいきます。。。

エアコンでリビングを暖めて、夜は寝室へヒーターを付けっぱなしにする状態だと1タンク満タンに入れた灯油はおよそ7日程度持ちます。

リビングでヒーターフル稼働状態、夜は寝室でもヒーターフル稼働の状態だと1タンク満タンに入れた灯油はおよそ1日程度持ちます。

この差がチリツモになってしまい、18リットルを1缶でおよそ1600円を2缶で3200円

タンク満タンが5リットル程度だったと思うので、一回の給油でおよそ440円。

4週間でエアコン・ヒーター兼用の場合は、1760円と約1缶程度、ヒーターのみだと28日で12320円(そして暖まりにくく寒い)

10月11月を目処に暖房に切り替える時期になり、4月あたりにようやくピークが終わり灯油が使わなくなる為、灯油の消費が激しい月が12月~3月と計算しても灯油代だけで7040円と49280円で差が42240円と大きく開いてしまいます。。

1年間の電気代と灯油代を加味すると、エアコンとヒーターのハイブリッドで空調したほうがトータルで24040円も安くなってしまいます。

勿論条件が限られてきてしまうため、仕事の都合などで家を15時間程度空けた場合などは付けっぱなしよりも帰宅後に可動させたほうが断然電気代は安かったです。実際に私が過去に働いていたときは帰ってきてすぐに冷房ガン付け、ヒーター、暖房ガン付けでもやはり稼働時間が短いために瞬間電力を一気に消費させても電気代は安かったです。

逆にガスエアコンの暖房は強烈な請求が来たので注意が必要だったり、除湿機能を使って快適な空間を作ると爆発的な請求が来てしまうので注意が必要ですよ!

少しでも消費電力を抑えるためにも、室外機周りの温度を低くするために室外機を直接日光に当てないようにすだれなどで日陰を作ってあげたり、水打ちを適度にしてあげたりすることや、ドアの隙間から風が逃げてしまわないように隙間テープを使用して密室を作ることでも全然温度が変わってきます。

特に冬の冷たい風がドアの隙間から入ってきたときにはフルパワーでヒーターを回しても全く暖まりません。

また、付けっぱなしにするのであれば電化製品は常に最新のもの、最低でも2012年あたりから省エネ改善が進んできたはずだったのでそれくらいの製造年数の製品だと節約効果は顕著に出てきますが、製造年数が著しく古いタイプのものであれば付けっぱなしよりも要所要所のほうが電気代が安くなってきます。

買い替えが可能であれば電解製品は特に最新のものにしてあげることで電気代の節約が見込めると思います。

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