楽天電気へ変更して分かったこと
・UI(User Interface/ユーザーインタフェース)が東北電力と比較してかなり見やすい!
日別は勿論、年別、月別、時間別、と細かく表示されるため余計な電気を使用していると毎日のグラフ線を比較すればスグにバレます!(笑)
基本的に電気を契約する場合には関東電力だったり、東北電力だったりすると思いますが、最近では電力会社から電力を借り受け小売している電気販売業者さんが多く見受けられるようになってきました。
今回は様々な電力販売業者が多く出てきた中で本当に節約することができるのか?お得なのか?に注目しながら比較してみたいと思います。
電力自由化とは・・?
電気事業法改正前に独占していた旧一般電気事業者(北海道電力・東北電力・東京電力・中部電力・北陸電力・関西電力・四国電力・中国電力・九州電力・沖縄電力など)法律の改正により自由化され、さまざまな業種の企業が電力の販売に参入できるようになりました。
電気は会社によって違うのか・・?
販売業者が独自に電力を供給しているのであればそれはその会社の電力になりますが、基本的には色々な企業が電力を販売していますが、その電力は旧一般電気業者、つまり今まで契約している電気会社から買い受けて小売をしているだけに過ぎないのです。
契約する上で注意した点
本当に電気代金は安くなるのか?(試算シミュレートは理論値)
今回紹介させていただくのは【楽天電気】(楽天エナジーや楽天でんき)と東北電力を比較しながら電話した上で検討しました。
楽天でんきは全国一律基本料金0円!
年間でおよそ12000円の節約!
年間およそ4100ポイントも貯まってへそくり貯金も貯まる!
ということは、年間でおよそサイトを見る限りでは16100円程度も節約できるわけなんですね。
小売販売業者がそこまで安くしてメリットなんかあるのかな?逆に損しかしないんじゃ・・・なんて思い比較してみます。
今回は9月の利用料金のみから算出して出されたものを基に試算しています。
契約種別 従量電灯B/電気使用量320kWh/ほぼほぼ365日冷房・暖房使いっ放しの場合
東北電力 | 電力会社 | 楽天でんき |
972 | 基本料金 | 0 |
320kWh | 電気料金 | 320kWh |
18.24 | ステップ1(~120kWh) | 26 |
24.87 | ステップ2(~300kWh) | |
28.75 | ステップ3(300kWh~) | |
-112 | 燃料費調整額 | -112 |
944 | 再エネ発電賦課金等 | 944 |
¥9,044 | お支払額 | ¥9,152 |
ボーナスポイントなどの恩恵を受けないそのままの電気料金で試算した場合、従来の電力会社(東北電力)の方が安い結果となりました。
上の表を見ると分かりますが、東北電力では段階料金制になっていて、使用した電気量によって変動していきます。それに比べて楽天でんきは一律料金を取っているため、支払額が高くなってしまいます。
しかし、これだけでは終わらないのが企業ですよね、様々なサービスを展開しているので当然割引や恩恵がありますよ!
細かい条件などがありますので契約前には事前に確認してくださいね。
東北電力 | 電力会社 | 楽天でんき |
毎月50P | 明細ペーパーレス化 | 0P |
0P | 電気使用量ポイント | 200円毎に1P |
毎月25P | クレジットカード支払い | 100円毎に1P |
毎月15~50P | 継続年数 | 0P |
契約ポイント | 2000P | |
ペット割無料登録 | 500P | |
ママ割無料登録 | 500P | |
1500 | 年間割引額 | 1632 |
1500 | 合計割引額 | 4132 |
だいぶ年間を通して楽天でんきが安くなりましたね。ちなみにペット割とママ割の登録は無料で登録することで2000ポイントが2500ポイントに上がりますが、条件として楽天でんきの契約を3ヶ月以上継続する契約縛りが発生します。
またクレジットカードは楽天カードのみ対応していたはずですので気をつけてください。
電気を使えば使うほど楽天でんきの方がお得ですし、使わなくても初回のボーナスポイントなどを合わせてみてもお得だと思います。
ここからは試算になりますが、もう少し電気を使った場合楽天でんきだとどれくらいお得になるのか計算してみました。
従量電灯B 50A/600kWhを使用した場合、
東北電力 | 電力会社 | 楽天でんき |
1620 | 基本料金 | 0 |
600kWh | 電気料金 | 600kWh |
18.24 | ステップ1(~120kWh) | 26 |
24.87 | ステップ2(~300kWh) | |
28.75 | ステップ3(300kWh~) | |
¥16,700 | お支払額 | ¥15,600 |
やはり使えば使っていく程割引額の恩恵は大きくなるようですね。
万が一のトラブルに柔軟に対応してくれるのか?
大きな震災が来ないことが一番良いのですが、日本にいる限り逃げることは出来ない運命です。
トラブルで電気が止まってしまうと今の電化製品が多くある時代ではライフラインの殆どが機能しなくなってしまいます。
こういったトラブルに合った時に、お得だから、販売業者が違うからきっとサポートの電話回線が少なくて何時間待っても繋がらないんじゃないか?なんて思って聞いてみましたが、実際にそういったケースのトラブルの場合には電力会社(東北電力)が対応することになっているとのことでしたので、万が一の場合でも同様のサポートが受けられると考えて良いでしょう。
契約は簡単にできるのか?
既存の契約している電力会社へは楽天でんきへ申し込むと自動的に引き継いでくれるようでしたのでこちらが特段難しい事をしなければいけないことはないようです。
契約に違約金や縛りなどはあるのか?
試算した結果そこまで今の電気代金では恩恵が少ないと思い、東北電力から楽天でんきに乗り換えて3ヶ月間契約してボーナスポイントをもらってから継続を考えようと思い聞いてみたところ、楽天でんき・東北電力側では特に解約に対して違約金や縛りなどはないとのことでしたので取り敢えずポイントだけもらって様子を見てみようと思います。
夏季や冬季のエアコンによる冷房・暖房をガンガンつける場合や、家族の人数が多くなればなるほど恩恵は楽天でんきが大きくなってきます。是非この機会に検討してみてはいかがでしょうか?
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