定期予防接種 4種混合(DPT-IPV)について

はしょはしょ

・任意接種ではなく負担していただけるワクチンだからこそ、接種可能な年月になったら迅速に摂取するべし。

4種混合ワクチン(DPT-IPV)とは・・・

四種混合ワクチン(DPT-IPV)は、ジフテリア(D)、百日せき(P)、破傷風(T)、ポリオの4種類の病気に対する混合ワクチンです。どれも発症すると大変重篤な症状を引き起こしますがワクチンの接種により、発症数は激減しています。

ジフテリア・・・
近年ではジフテリア感染の報告が無いようですが、感染が流行っていた際は、年間で8万人以上が感染し、およそ1割が亡くなってしまう大病です。
主に気道の分泌物によってうつり、喉などに感染して毒素を放出します。この毒素が心臓の筋肉や神経に作用することで、眼球や横隔膜(呼吸に必要な筋肉)などの麻痺、心不全等を来たして、重篤になる場合や亡くなってしまう場合があるようです。

百日せき・・・
百日咳菌によって発症し、百日せきが続くとされる程、長く激しい咳をともなう病気で、一歳以下の乳児、とくに生後6ヵ月以下の子どもでは亡くなってしまうこともあるようです。6ヶ月未満の赤ちゃんの場合はおよそ0.6%の確率で亡くなったり、およそ12%の確率で肺炎を発症するとも言われています。
主に気道の分泌物によってうつり、咳のために乳幼児では呼吸ができなくなるためにチアノーゼや、痙攣を起こすことがあります。
ワクチンを接種してからは免疫機能が10年程度で無くなってしまう為、高齢者からの感染経路で赤ちゃんが感染してしまうケースもあるようです。

破傷風・・・
破傷風菌が傷口から侵入し感染、発症します。傷口の大きさは関係なく、ほんの少しの小さな傷口からでも破傷風菌は侵入可能なため気をつけなければなりません。
数日から数週間の潜伏期間を経て、食べ物の摂食障害、顔面筋の緊張、硬直と顔が変貌し、頸部筋肉が緊張して硬直してしまい強直性痙攣を発作的に起こし、新生児破傷風だと発症から6割から9割が10日以内に死に至る大病です。

ポリオ・・・
小児麻痺とも呼ばれ、ポリオウィルスによって発生する感染症です。名前の通り特に5歳未満の子供が発症することが多いようです。
ウィルスはヒトに自然宿主し、感染者の9割近くは不顕性に終わり、5%程度が発熱・頭痛・咽頭痛・嘔吐の症状を起こし、極稀に無菌性髄膜炎を起こすとされています。

4種の主な感染経路

ジフテリア・・・
保菌者によるくしゃみや咳などによる飛沫感染によって感染します。

百日せき・・・
保菌者によるくしゃみや咳などによる飛沫感染によって感染します。

破傷風・・・
他人へ感染させることはありません。

ポリオ・・・
腸の中でポリオウィルスが増殖し、増えた状態でウィルスが便の中に排泄され、その便を介して他の人へ感染します。

4種に感染した時の症状

ジフテリア:ジフテリア菌の感染によって起こる感染症で、咽頭ジフテリアと鼻ジフテリアがあります。咽頭ジフテリアは発熱、おう吐、頭痛、咳などを主症状として、扁桃に偽膜がみられます。鼻ジフテリアは鼻炎とともに鼻汁に血液が混じり、鼻孔周囲にびらんがみられます。ジフテリア毒素によって、心筋炎、神経麻痺がおきます。心筋炎は発病2~3週間後に発症し、突然心筋炎で死亡することがあります。神経麻痺では、呼吸筋及び手足の筋肉の麻痺などが起きます。

百日咳:風邪のような症状が1~2週間続いた後、息を吸う間もないほどの、連続性の激しい咳が出始めます(咳発作)。咳発作の後に息を吸うので、息を吸ったときに笛のような音がきかれます。咳発作のないときは、全く正常の状態に戻ります。咳は2ヶ月程残ります。乳児がかかると、呼吸ができないため、チアノーゼ、けいれんを起こしたり、肺炎を起こしやすくなります。また脳症を起こし、重い後遺症が残ることがあります。

破傷風:破傷風菌によって起こる感染症です。破傷風菌は、土の中に広く分布し、けがややけどなどの傷口から人の体内に侵入します。潜伏期は、4~12日で、潜伏期が短いほど、予後が悪く、中枢神経を侵していきます。症状としては、口が開きにくくなる、顔の筋肉のけいれん、体幹のけいれんなどがおき、日光、騒音などの刺激で全身性の硬直が起き、次第に激しくなり死に至ることもあります。

ポリオ:ポリオウイルスによって感染します。ウイルスは感染者の便の中に存在し、そのウイルスに触れることによって、口や咽頭を経て人から人に感染します。多くの場合は感染しても軽症ですが、感染者の1,000人~2,000人に1人にマヒが生じ、一部の人は永久的にマヒが残ります。ウイルスの侵入部位によっては、呼吸不全を起こし、死に至ることもあります。潜伏期間は、4~35日(平均15日)です。
出典:忠岡町さんHP 四種混合・三種混合予防接種(ジフテリア・百日咳・破傷風・ポリオ)より

4種混合ワクチン(DPT-IPV)ワクチンと反作用

混合ワクチンは、複数のワクチンがはじめから1本の注射液に混合して含まれているので、一本の接種で4種類のワクチンを接種することが可能です。日本では百日せき・ジフテリア・破傷風・ポリオの4種混合ワクチン、麻しん・風しんのMRワクチンなどが混合ワクチンとして接種されています。
複数のワクチンを別々に接種することに比べて、混合ワクチンは注射の回数を減らして子どもたちの負担を少なくすることができるため、世界中で研究を重ねて開発が続けられています。

生後3か月から接種することが可能ですので3~8週間隔で3回、3回目の約1年後(6か月後から接種可能)に4回目を接種します。
11歳を迎えると2種混合(D/T)を1回接種します。

例としては、3ヶ月・4ヶ月・5ヶ月・1歳・11歳のタイミングで接種

百日せきのワクチン抗体が小学校入学前には低下してしまうため、百日せきの感染を予防するためにも麻しん風しん混合を接種するタイミングで任意接種にはなりますが、3種混合を接種することをWHOも推奨しているようです。

ちっちの接種後の反作用

書き忘れてしまっていたので追記。

初回時に接種した翌日から2日間程度発熱が見られました、体温が39度近くまで上がったのが恐らく初の発熱だったかと思います。

1歳半で接種した際には発熱も見られず接種後当日、翌日共に平熱でした。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。