任意予防接種 おたふくかぜワクチンについて

おたふくかぜ(ムンプス)ワクチンとは・・・

流行性耳下腺炎(ムンプス、おたふくかぜ)を予防する生ワクチンです。

おたふくかぜ(ムンプス)ワクチンは同時接種が可能です。

医療機関によっては見解が異なるため同時接種が出来ない場合があります。

大きな病院での同時接種は断られている方がいましたが、小さなクリニックなどの場合は同時に接種も可能ということでした。

定期接種と違い、任意での予防接種となるワクチンですが、ワクチンの予防効果率は、94.3%であった。と大変予防効果の高いワクチンを打たずに日本国内で年間100万人程度の感染者の中で5000人程度の確率で難聴になっていることを考えると接種したほうがいいのではないかと思います。

参考:http://www.miyacli.com/vaccine/aboutvm.html#aboutmumps

対象目安年齢

子供の場合

1歳から接種することが出来ます。一回目の接種から3歳になるまでに罹患しなかった場合は6~7歳頃までに2回目の接種が推奨されています。

13歳以上の健康な人の場合

一度罹患すると二度目は罹患しないと言われている(終生免疫)事もあるようですが、再感染の報告もあるようです。

集団生活をする環境下では当然罹患する確率が上がってくるため抗体検査をして抗体の確認をするか医師と相談をして再接種の検討をしましょう。

妊活中・妊娠中の場合

出産前の入院中に他の患者やスタッフからの感染も十分に考えられます。そういった全てのケースを考慮すると、妊活前にしっかり予防接種をして出産に望むのが好ましいのではないかと思います。

また、生ワクチンの接種は理論的には胎児に移行する可能性が考えられるとされているため

妊娠中は予防接種を受けることができないとされています。妊活前や、妊娠前に接種しておくことを推奨します。

また、接種後2、3カ月間は避妊する必要があるとされています。

授乳婦の場合

授乳婦に生ワクチンまたは不活化ワクチンを与えても、母乳の安全性に影響を与えないとされており、母乳はワクチン接種に悪影響を与えず、禁忌にはならないとされているようです。

ただし、風疹ワクチンは母乳に分泌されることが確認されていて、児に対して無症候性感染を起こすとされていますが、臨床的に問題とされることはないとされているようです。

参考:http://www.jsog.or.jp/activity/pdf/gl_sanka_2017.pdf

参考:母乳栄養とワクチン

妊娠中の胎児や母体がおたふくかぜ(ムンプス)に感染した際の影響

おたふくかぜが妊婦さんからお腹の赤ちゃんに感染することは稀と言われていて、妊娠中のおたふくかぜに罹患したことによる胎盤移行からの先天性奇形については関係がないとされています。

予防接種にかかる費用

地域や機関によって大きく異なってきますが、3000円~9000円程度になっているようです。

おたふくかぜ予防接種費用の一部助成について

一部の地域では任意予防接種費用を一部助成してくれます。

生活保護世帯や、市民税非課税世帯の場合には自己負担免除となり、おたふくかぜワクチンを無料で接種できます。必ず接種前に確認するようにしましょう。

参考:おたふくかぜ予防接種費用の一部助成について

おたふくかぜ(ムンプス)の主な感染経路

保菌者が咳、くしゃみなどによりウイルスを含んだ飛沫が飛び、それを吸い込んでしまうことによる飛沫感染と、ウイルスの付いた箇所を手で口や鼻に触れることでウイルスが体内に侵入し、粘膜で感染する接触感染です。

それ以外にも症状が出ない不顕性感染が30~35%程度と大変多く見られます。

集団生活をしている環境では感染率が高くなるため、同じ空気をいつまでも滞留させないように注意が必要です。

おたふくかぜ(ムンプス)に感染した時の症状

2~3週間の潜伏期(平均18 日前後)を経て、唾液腺の腫脹・圧痛、嚥下痛、発熱を主症状として発症するとされています。

ムンプスウイルスに感染すると、おたふくかぜに特徴的なほおの腫れが現れ、それとともに発熱します。ほおの腫れは痛みを伴い、食べたり飲んだりする時に痛みがより強くなります。発症から2~3日目あたりがほおの腫れのピークで、1週間ほど、遅くても10日で引いていきます。

上記の症状が出ない不顕性(ふけんせい)感染がおたふくかぜの場合は大変多く30%程度あるとされます。

自分が症状を出ないからと言ってもウィルスを体内で保菌しているため感染力があるので注意が必要です。

典型的なおたふくかぜの症状の他にも、

男性の場合には、精巣炎 女性の場合には卵巣炎を起こすことがあります。

それ以外には極稀に無菌性髄膜炎による脳炎や難聴、膵炎を引き起こすことがあります。

おたふくかぜ(ムンプス)ワクチンと反作用

ちっちが今回接種したワクチンは、乾燥弱毒生おたふくかぜワクチン「タケダ」だと思われます。

接種した日は1歳8ヶ月です。

主に使用されているワクチンは、下記の種類が多く使用されているようです。接種後に母子手帳に接種したワクチンのシールを貼ってもらえるので確認して見るようにしましょう。

商品名おたふくかぜ生ワクチン「北里第一三共」
乾燥弱毒生おたふくかぜワクチン「化研研」、「タケダ」

副作用や反作用については、今回の接種ではちっちは表立った症状は確認が出来ませんでした。

商品の概要では下記が記載されています。

本剤は、弱毒生ムンプスウイルス(鳥居株)を伝染性の疾患に感染していないニワトリ胚初代培養細胞で増殖させ、得たウイルス液を精製し、安定剤を加え分注した後、凍結乾燥したものである。本剤は製造工程でウシの血清、乳由来成分(ラクトアルブミン水解物)、ブタの膵臓由来成分(トリプシン)を使用している。

用法及び用量に関連する接種上の注意
1. 接種対象者
接種対象は、生後12月以上のおたふくかぜ既往歴のない者であれば性、年齢に関係なく使用できる。ただし、生後24月から60月の間に接種することが望ましい。
2. 輸血及びガンマグロブリン製剤投与との関係
輸血又はガンマグロブリン製剤の投与を受けた者は通常、3か月以上間隔を置いて本剤を接種すること。
また、ガンマグロブリン製剤の大量療法(200mg/kg以上)を受けた者は、6か月以上間隔を置いて本剤を接種すること。(「相互作用」の項参照)
3. 他のワクチン製剤との接種間隔
他の生ワクチンの接種を受けた者は、通常、27日以上間隔を置いて本剤を接種すること。(「相互作用」の項参照)
また、不活化ワクチンの接種を受けた者は、通常、6日以上間隔を置いて本剤を接種すること。
ただし、医師が必要と認めた場合には、同時に接種することができる(なお、本剤を他のワクチンと混合して接種してはならない)。

他の生ワクチン製剤接種との関係
他の生ワクチン(経口生ポリオワクチン、麻しんワクチン、風しんワクチン、水痘ワクチン、BCGワクチン、黄熱ワクチン等)の干渉作用により本剤のウイルスが増殖せず免疫が獲得できないおそれがあるので、他の生ワクチンの接種を受けた者は、通常、27日以上間隔を置いて本剤を接種すること。

その他の副反応
1. 過敏症(0.1%未満)
接種直後から数日中に過敏反応として、発疹、蕁麻疹、紅斑、そう痒等があらわれることがある。
2. 全身症状(頻度不明)
おたふくかぜに対して免疫のない健康児に本剤を接種した場合、接種後2〜3週間ごろに、発熱、耳下腺腫脹、嘔吐、咳、鼻汁等の症状を認めることがある。しかし、これらの症状は自然感染に比べ軽度であり、かつ、一過性で、通常、数日中に消失する。
3. 局所症状(頻度不明)
接種局所に発赤、腫脹を認めることがあるが2)、通常、一過性で2〜3日中に消失する。

重大な副反応
1. ショック、アナフィラキシー(0.1%未満)
ショック、アナフィラキシー(蕁麻疹、呼吸困難、血管浮腫等)があらわれることがあるので、接種後は観察を十分に行い、異常が認められた場合には適切な処置を行うこと。
2. 無菌性髄膜炎(0.1%未満)
接種後、ワクチンに由来すると疑われる無菌性髄膜炎が発生することがある。接種後3週間前後に、おたふくかぜワクチン(鳥居株)に由来すると疑われる無菌性髄膜炎が、1,600人接種あたり1人程度発生するとの報告がある1)。本剤接種後、異常が認められた場合には適切な処置を行うこと。
3. 急性散在性脳脊髄炎(ADEM)(頻度不明)
急性散在性脳脊髄炎(ADEM)があらわれることがある。通常、2週間程度で発熱、頭痛、けいれん、運動障害、意識障害等があらわれる。本症が疑われる場合には、MRI等で診断し、適切な処置を行うこと。
4. 脳炎・脳症(頻度不明)
脳炎・脳症があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には、MRI等で診断し、適切な処置を行うこと。
5. 血小板減少性紫斑病
血小板減少性紫斑病があらわれることがある(100万人接種あたり1人程度)。通常、接種後数日から3週ごろに紫斑、鼻出血、口腔粘膜出血等があらわれる。本症が疑われる場合には、血液検査等の観察を十分に行い、適切な処置を行うこと。
6. 難聴(0.1%未満)
ワクチン接種との関連性が疑われる難聴があらわれたとの報告がある。通常一側性のため、出現時期等の確認が難しく、特に乳幼児の場合注意深い観察が必要である。本症が疑われる場合には、聴力検査等を行い、適切な処置を行うこと。
7. 精巣炎(0.1%未満)
ワクチンに由来すると疑われる精巣炎があらわれたとの報告がある。通常、接種後3週間前後に精巣腫脹等が、特に思春期以降の男性にみられるので、異常が認められた場合には適切な処置を行うこと。
8. 急性膵炎(頻度不明)
急性膵炎があらわれることがあるので、観察を十分に行い、腹痛、発熱、嘔気、嘔吐、血清アミラーゼ上昇等の異常が認められた場合には適切な処置を行うこと。

 

 

おたふくかぜ(ムンプス)と同時接種の懸念

他の記事でも記載させていただいておりますが、1歳になった時期には風疹・麻疹の予防接種の他に、水疱瘡・おたふくの予防接種も控えています。

全て生ワクチンなので原則的には全て同時に接種することが可能ですが、大きい病院では同時接種を受けることが出来ないためちっちは1ヶ月おきにワクチンを接種しました。

同時接種が出来るからと言って小さい体に負担をかけてしまうのはどうかななんて思ったりしたので時間に僅かでも余裕がある限り1本毎に接種したいと思います。

※私は医療従事者ではありません、適切な見解などに関しては事前に医療従事者へ確認の上行動を取るようにお願い致します。

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