定期予防接種 BCGについて

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はしょはしょ

・任意接種ではなく負担していただけるワクチンだからこそ、接種可能な年月になったら迅速に摂取するべし。

・注射針が沢山ついている理由は、接種部位の様子を確認しやすくすること、接種を浅く少なく分散させて接種する事で、副反応を軽減させる効果が期待されるため!

ちっちのBCG接種時の記録

前日、当日体温問題なし。BCGは痛いから泣くだろうと思いブルーな気持ちで行くと何故か久々の外出で周りのモノに気を取られていたのかヘラヘラ笑っている間に終了・・・なんてやつだ・・・

ただし案の定帰宅してからは機嫌は良いみたいでしたが、すぐ寝てしまいミルクを飲んで少し遊んですぐ寝てしまう感じで接種当日が終わり、2日目も同様にミルクを飲んですぐに寝ているので大体いつもの2倍程度は死んだように寝ております。
接種翌日に若干腫れ上がったものの数日で腫れが引いたため特に何もせずに放置することに。
特に熱も無く体調も良かったためBCG接種は今の所問題ないと判断しました。

接種から40日程度で傷跡がじゅくじゅくし始めて痛々しい状態になっていましたが本人が痒み等、発熱などを訴えることもなかったのでセーフ。

画像は左から1日目、2日目、3日目、5日目、6日目、21日目、27日目、43日目、47日目になります。

BCG(結核の予防接種)とは・・・

結核菌によって発生する感染症です。世界の10大死因のひとつであり、HIV感染者の死亡の第一原因でもあります。
2016年には1040万人が結核に感染し、HIV感染者を含む170万人が死亡しています。
小児結核については、2016年におよそ100万人の赤ちゃんが小児結核を発症し、25万人が結核を原因とし死亡しています。

平成28年の結核による死亡数は1,889人、人口数10万人に対しては1.5%と国内でもまだまだ猛威を振るう病気です。

結核の主な感染経路

主に結核を発病している人が排菌、くしゃみ・せきなどによる飛沫感染を経由して感染します。
保菌者が排菌された菌を取り込むことにより必ずしも結核に感染するわけではなく、基本的にはカラダ本来の抵抗力によって体外へ出されたり、万が一体内に菌が残っても免疫システムにより結核菌を封じ込め一生発病しないままの状態を維持することが出来ます。この状態であれば他の人へ感染させてしまうこともありません。

当然、免疫システムが低下していれば結核から身を護る事が出来なくなり感染ー発症をしてしまう恐れがあります。
もともと日本は大都市が多いため集団生活による感染のリスクが高いとされています。

特に赤ちゃんは免疫力が弱いため、感染してしまうと発症し重症化しやすいので注意が必要です。
それ以外でも、ストレスや、糖尿病・胃潰瘍・副腎皮質ホルモン剤や生物学的製剤を使用している人、HIV感染により免疫が大幅に落ちてしまっている人、遺伝体質、それ以外にタバコの喫煙によって、発病のリスクが上がるとされている為、数十年後に発症してしまう可能性もあります。

結核を発症した時の症状

発熱・咳が長引く・タンが出る・倦怠感と風邪と似たような症状が出ますが、結核の場合は長期的に症状が長引いたり、
良くなったと思ったら悪くなってしまったり繰り返すことがあるようです。
更に病状が進行すると、血痰が出るようになったり喀血を伴いながら結核菌が肺を侵食していき穴が大きくなり呼吸困難により死亡してしまいます。

BCGワクチンと反作用

生後1歳までのBCGワクチン接種により、小児の結核の発症を52~74%程度、重篤な髄膜炎や全身性の結核に関しては64~78%程度罹患リスクを減らすことができると報告されています。一度BCGワクチンを接種すれば、その効果は10~15年程度続くと考えられています。

標準的なBCGワクチンの開始は、生後5ヵ月~7ヵ月の期間に1回とされています。

BCGワクチンを接種したあとは、薬液を定着させるために服につくのも触るのもNGのようで接種後に触らせないように一定時間体を押さえつけていなければなりません。

そのため、当日の服装は腕まくりをしなければならない服装よりも、腕が丸出しにできるような服装が好ましいようです。

BCGワクチンによる反作用は以下が想定されています。
基本的には、ワクチン接種後にリンパ節の腫れや局所及び全身の皮膚症状が多くいようです。

 

以下、日本ビーシージー製造株式会社さんHPより出典

BCG接種の副反応はどういうものですか?

接種後10日以降に接種局所に赤いポツポツができ、一部に小さくうみをもったりします。通常1~2カ月でかさぶたができて治ります。これは異常な反応ではなく、むしろBCGがついた証拠です。この局所反応がひどい場合は、医師に診てもらってください。
ときに(約1%)腋窩リンパ節腫大がみられます。出現時期は4~6週間後が多く、大きさは大きくても2cm程度で、ほとんどすべて2カ月程度で縮小、消失します。通常は放置して様子をみるだけでかまいませんが、3cm以上になるとか、化膿してうみがでたりしたら、医師に診てもらってください。
例外的ではありますが、重大な副反応として、ショック・アナフィラキシー様症状全身播種性BCG感染症、骨炎(骨髄炎、骨膜炎)、皮膚結核様病変(狼瘡、腺病性苔癬など)の報告もあります。

BCG接種後、腋窩リンパ節腫大がみられたときは、どう対処したらよいでしょうか?

3カ月児にBCG接種を行い、1~2カ月後に触診するとリンパ節の腫脹が認められることがあり、その頻度は約1%といわれています。大きさも大きいもので2cm程度までで、次第に縮小し、自然に治癒します。この程度のリンパ節腫大はBCG接種後の正常反応の範囲内のもので、異常な反応と考えなくてよいでしょう。
リンパ節の大きさは時とともに変化し、またきわめてまれに瘻孔(組織が欠損して管状の穴ができること)を形成した例がありますので、経過観察は必要です。リンパ節が化膿して波動を触れるか、皮膚との癒着、瘻孔の形成、あるいは3cmを超えるほど大きくなれば、対処が必要になります。

BCG接種後の経過

コッホ現象が起こってしまったからと言って、必ず結核に感染しているという訳ではありません。
慌てずに医療機関へ受診し、適切な対応を取るようにしましょう。

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